世田谷フィルハーモニー管弦楽団は、作曲家、故芥川也寸志氏の「世田谷区民によるアマチュアオーケストラを」という呼びかけに応えて、
1989年3月、さまざまな職業の音楽愛好家によって結成された。
世田谷区の厚い支援を受け、同年12月に「せたがや区民による第九コンサート」で初演奏を披露。
その後は、毎年春秋2回の定期演奏会を開催するほか、世田谷区民合唱団とともに「せたがや名曲コンサート」にも出演。
また、ヴェルディ「椿姫」やプッチーニ「ラ・ボエーム」、チャイコフスキー「くるみ割り人形」など、オペラやバレエにも挑んでいる。
近年採り上げた主な曲目は以下の通り。ドヴォルザーク「交響曲第8番」、バルトーク「管弦楽のための協奏曲」、ブラームス「ヴァイオリン協奏曲」、
リムスキー=コルサコフ「交響組曲《シェエラザード》」、モーツァルト「レクイエム」、武満徹「弦楽のためのレクイエム」など。
音楽監督は2020年4月から黒岩英臣氏。
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