■ 世田谷フィルハーモニー管弦楽団

世田谷フィルハーモニー管弦楽団は、作曲家、故芥川也寸志氏の「世田谷区民によるアマチュアオーケストラを」という呼びかけに応えて、1989年3月、さまざまな職業の音楽愛好家によって結成された。音楽文化の振興をめざす世田谷区の厚い支援を受け、同年12月に「せたがや区民による第九コンサート」で初演奏を披露した。その後、毎年春秋2回の定期演奏会を開催するほか、世田谷区民合唱団とともに「区民による第九コンサート」にも出演。区内の小中学校で開かれる音楽教室や福祉施設での演奏会、地域の音楽祭などにもしばしば招かれている。

 音楽監督は、1993年から1996年まで石丸寛氏。1998年から2002年までは長田雅人氏。2002年4月からは佐藤功太郎氏。近年では、暮れの区民コンサートやニューイヤーコンサートで、オペラの序曲やアリアなども取り上げ、また世田谷クラシックバレエ連盟とともに「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」などのバレエ公演も開催している。

 最近の定期演奏会の主なプログラムは以下の通り。ブラームス「交響曲第1番」「交響曲第4番」、ベートーヴェン「英雄」「交響曲第8番」、チャイコフスキー「悲愴」、シューマン「ライン」、バーンスタイン「シンフォニックダンス」、ドヴォルザーク「交響曲第8番」、ショスタコーヴィチ「交響曲第5番」、モーツァルト「交響曲第40番」、ヒンデミット「画家マティス」、フォーレ「レクイエム」、ラヴェル「ダフニスとクロエ」「スペイン狂詩曲」、シベリウス「交響曲第1番」、ブルックナー「ロマンティック」、マーラー「交響曲第5番」、ムソルグスキー 〜 ラヴェル「展覧会の絵」など。